Archive for the ‘温泉豆知識’ Category
温泉の豆知識~温泉でアトピーの症状は改善されるの?②~
みなさんこんにちわ♪
温泉の豆知識の時間です。平成31年の1回目になりますが今年もよろしくお願い致します。
26頁をお開き下さい。
今回も前回に引き続き「温泉でアトピーの症状が改善されるの?」と題して学びましょう。
温泉療法も洗浄と保湿は基本でありますが、泉質によって多少異なります。伝承的によく利用される県内の温泉は次のような所があります。
食塩泉:八塩温泉 酸性硫黄泉:草津温泉 単純泉・塩化物泉など:伊香保温泉、老神温泉、四万温泉
重症例の温泉療法は、薬物療法とは少し視点が異なります。つまり炎症をステロイド剤塗布などで押さえ込むのではなく、炎症を最後まで遂行させ、本人の治癒力で回復させようとするものです。そのために長い日時を必要とし、時には数カ月に及ぶこともあります。また、入浴で皮膚湿疹が増悪することがあります。
今回はここまでにしましょう。
また、次回宜しくお願いします。
温泉の豆知識~温泉でアトピーの症状は改善されるの?~
平成30年も残すところあとわずかです。
皆様には本年も大変お世話になりました。また、昭和の湯をご愛顧下さり感謝申し上げます。
さて。本年最後の温泉の豆知識の時間です。
26頁をお開き下さい。
本年最後は「温泉でアトピーの症状が改善されるの?」と題して学びます。
このアトピー編も大変長くなるので数回に分けて行きたいと思います。
アトピー性皮膚炎は難治性の疾患であり、皮膚科学会では基本的治療方針として①原因・悪化因子の検索と方策②スキンケア③薬物療法を中心に多くの方法が行われています。
温泉が、この難病に対してどのような効果を示すかは、実際のところ試行錯誤の域を出ないといえます。ただし、軽度の病変には薬物療法と同様な効果を示すことが多いようですが、重症の人が温泉療法を望む場合、いろいろな治療を経験しても好転しないため、医療不信に陥っていることも事実です。
本日はここまでです。また、新年にお会いしましょう。
温泉の豆知識~気管支喘息で温泉入浴の注意すべきこと④~
みなさんこんにちわ!
とても熱く暑い夏が嘘だったかのように朝晩はとても肌寒い季節になりました。
日中も気温があまり上がらない日もありますので服装や体調管理にはご注意下さい。
というわけで、いよいよ温泉が恋しくなる時季の到来ですね。
さて、今回は数カ月ぶりの温泉の豆知識です。
25頁をお開き下さい。
3回続けて学んだ「気管支喘息で温泉入浴の注意すべきこと」も今回で最後となります。
それでは宜しくお願いします。
アレルギー喘息の場合など、泉質および環境・気象条件によって発作をみることがあります。しかし、泉質を選択することにより、入浴・吸入方法によっては効果が期待できます。
いずれにしても長期経過観察が必要ですので、かかりつけ医とよく相談をして下さい。
本日はここまでです。
温泉の豆知識~気管支喘息で温泉入浴の注意すべきこと③~
みなさんこんにちわ!恒例の温泉の豆知識です。
毎日毎日暑い熱い日が続いておりますがくれぐれも熱中症にはお気を付け下さいね。
また、夏は体力の消耗も激しいのでゆっくりと休息をとることも重要です。
是非、昭和の湯で夏バテのその身体を癒して下さい。
25頁をお開き下さい。
前回からの続きで気管支喘息で温泉入浴の注意すべきことについて学びます。
温泉療法についていえば、気管支喘息は中程度から重症例で症状改善に有効であり、その結果、薬物投与量の軽減、副作用の防止、さらには副腎皮質機能改善に有効であることが明らかにされています。
本日はここまでです。次回で「気管支喘息で温泉入浴の注意すべきこと」は完結予定ですので良く覚えておいて下さいね♪
温泉の豆知識~気管支喘息で温泉入浴の注意すべきこと②~
みなさんこんにちわ!
暑かったり寒かったりと気温の変化が激しく体調を崩しやすい日が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?
元気に過ごしている方も体調を崩されている方も体調管理には十分にご留意下さいね。
※余談ですが私は1週間以上風邪を患っています・・・。
さて、温泉の豆知識のお時間です。前回に引き続き気管支喘息で温泉入浴の注意すべきことについて学びましょう♪
25頁をお開き下さい。
水泳は気管内湿度を保てるためか、ほかの運動に比べ喘息発作の誘発が少なく、水泳ができることによって得られる自信は、慢性疾患の精神的治療上とても大切ですので、温泉地のケアハウス利用や、呼吸器専門医の指導の下で吸入療法なども組み入れた1~2カ月の入院温泉療法が勧められることもあります。
今回はここまでです。
気管支喘息で温泉入浴の注意すべきことはまだ続きますので良く覚えておいて下さいね♪
温泉の豆知識~気管支喘息で温泉入浴の注意すべきこと①~
みなさんこんにちわ!
先日、昭和村で「河岸段丘ハーフマラソン」が開催され大勢の方が県内外より参加をされました。
その関係で多くの方に昭和の湯もご利用頂きありがとうございました。
是非、またお越し下さいね♪
さて、前回の投稿より約3カ月半経過しましたが温泉の豆知識の時間です。今回も楽しく学びましょう。
25頁をお開き下さい。
本日から数回に分けて気管支喘息で温泉の入浴の注意すべきことについて学びましょう。
呼吸器疾患には、胸郭を圧迫するような入浴方法は原則的に避けるべきです。薬物治療で長期にわたり喘息発作が抑えられていても、急激な気温・湿度の変化や、ちょっとした運動などを契機に再発することがありますので家庭入浴でも大丈夫でも温泉行きは気をつけなければなりません。
本日はここまでです。
次回に続きますので良く覚えておいて下さいね。
温泉の豆知識~風邪を引いてても温泉は大丈夫?②~
皆さんこんにちわ!毎日厳しい寒さが続いておりますね。その冷え切った身体は是非昭和の湯で温めて下さい。
さて、温泉の豆知識の時間です。
今年度最初の授業ですね。前回に続いて「風邪を引いても温泉は大丈夫?」と題して学びましょう。
24頁をお開き下さい。
前回からの続きになります。
寒気の中で、体を極端に冷やしてしまったような時、熱などなければ温浴は効果的ですし、乾燥した大気が気道へ障害を及ぼし咳嗽などが強い場合、入浴や蒸気浴が効果をみることもありますので、詳しくは医師に相談されたほうがよいでしょう。
※咳嗽:気道粘膜の刺激によって反射的に急激に起こる気息。せき
本日の授業はここまでです。
また、お会いしましょう♪
温泉の豆知識~風邪を引いてても温泉は大丈夫?~
皆さんこんにちわ!
日中も気温が上がらない日もあり温泉が恋しい季節になって来ましたね♪
その冷えた身体を是非昭和の湯で温めて下さい。
さて、恒例の温泉の豆知識の時間です。
24頁をお開き下さい。
今回は風邪を引いてても温泉は大丈夫なのかを学びましょう。
これからの時期にとても役立つ内容ですね。
風邪といっても、インフルエンザなどのウィルス、細菌などの感染症を主因とする風邪は、温泉浴は避ける方が良いと思われます。入浴は体温を上昇させ、血流を増やします。風邪のときはかえって、局所の炎症を拡大させる危険性があります。従って、熱があるときはあえて入浴しないほうが無難でしょう。熱もなくなり炎症もとれた段階で、湯冷めしないように注意して入浴すると良いです。
今回はここまでにしましょう。
次回に続きます。
温泉の豆知識~美人の湯といわれている温泉の泉質~
長い長い子ども達の夏休みも終わり約1カ月が経とうとしています。
子ども達は2学期もはじまり日々勉強に運動に励んでますね。
さて、というわけで2学期最初の「温泉の豆知識」の時間です。
23頁をお開き下さい。
2学期はじめの授業は「美人の湯といわれている温泉の泉質」について学びます。
群馬県の川中温泉、和歌山県の龍神温泉、島根県の湯の川温泉は日本三大美人の湯(美肌の湯)といわれています。共通事項としては、弱アルカリ性であること、ナトリウムイオンとカルシウムイオンが多く含まれていることなどです。PHが7.5~8.5程度の弱アルカリ性では、皮膚の外側を覆っている古い角質層が少しずつ剥離して、角質層の新陳代謝がよくなります。
ナトリウムイオンがあると、皮膚表面の皮脂と反応して石けんに似た成分ができます。カルシウムイオンがあると、湯上がりの皮膚表面に薄くパウダーを施したようなさらさら感出て、湯上がりの肌を美しくします。
皆さんとっても興味がる内容の授業でしたね♪
昭和の湯は美人の湯とは言われておりませんがとっても泉質が良いので是非お越し下さいね。
それでは次回の授業でお会いしましょう♪
温泉の豆知識~温泉に入ると、皮膚がさらさらなめらかになる理由~
皆さんこんにちわ!日に日に夏らしい日差しを感じられる時期になって来ましたね。
この時期温度差が大きくなることもあるのでくれぐれも体調管理には留意下さい。
さて、本年度最初の温泉の豆知識の時間です。ご無沙汰をしておりました。
23頁をお開き下さい。
本日は「温泉に入ると、皮膚がさらさらなめらかになる理由」について学びましょう。
溶けている成分が皮膚の表面に膜をつくります。たとえば、ナトリウムイオンは、皮膚表面の皮脂と反応して石けんに似た成分を形成します。カルシウムイオンがあると、湯上がりの皮膚表面に薄くパウダーを施したようなさらさら感が生じます。生まれたての温泉はすべて還元系で、このような効果が期待出来ますが、特に塩素などで殺菌された温泉は酸化系になり、上記のような効果が期待されるどころか逆に肌荒れ、老化を促進するといわれています。
どうでしょうか?覚えられましたか?
それでは次回の授業でお会いしましょう♪